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2006/08/05

お手伝いと、花火と、お婆ちゃんと、、

今日は、母が入居している特養(=私が療法的音楽活動に行っているところ)の夏祭りです。昨年は、私ひとりで参加したのですが、あまりに見事な本格的打ち上げ花火に感動して「お婆ちゃんが死んじゃったら、もう二度と見に行けないんだからね!」と、弟たちを誘い、今年は私たち夫婦と、甥ッ子ふたりと姪、それに弟の総勢6名での参加となりました。

Photo_3 どうせ実家に寄るんだったら庭の草むしりをして!という私の命を受け、午前中から弟たちがやって来てくれました。真夏日の炎天下、子供たちの背丈より伸びた草をみんなでせっせと刈って、私の仕事(レッスン)が終わる夕方には、すっかり綺麗になりました。

施設の夏祭り(夕涼み会)は、まず盆踊りで始まります。浴衣を着せてもらったお年寄りたちが、それはもう嬉しそう・・・・。皆さん、とてもお元気に踊ります。車椅子の方は、職員さんや家族に押してもらって、踊りの輪に加わります。みんなが笑顔!!(^_^)

母は、姪の手をしっかり握って穏やかな表情をしています。ときどき、笑っているように顔が歪むのは、きっとわかっているからなのでしょう。来年は、「祭り」と書いた赤いハッピでも買ってきて、母に着せてみましょうか?

盆踊りのあとは、みんな揃っての夕食会です。母とテーブルを囲んで、久しぶりの団欒の時。母の食事は、すべてミキサーにかけてトロミがついています。食事介助をしながら、これは何だろう?とペロリと嘗めてみると、意外に良いお味で驚きです。とっても時間がかかったけれど、母は完食!!

食事が終わる頃、いよいよクライマックスの花火です。まるで頭の上に降ってきそうな打ち上げ花火に、子供たちは大喜びです。「すげ~っ!!」「迫力ある~っ!!」って、もう大騒ぎ(^0^)。ね、だから言ったでしょ。来てよかったでしょ。

甥が私に聞きました「今度はいつやるの?」「来年だよ」。そして弟に聞きました「お父さん、また来年くる?」「お婆ちゃんが元気じゃないとこれないんだぞ」

車椅子の母の背中に言いました「お婆ちゃん、頑張ってね!」

動機は何でもいい。お婆ちゃんが居てくれるから、楽しいことがあるってことに気がついてくれれば、それでいい。ボケてしまって何もわからなくなった母が、甥の言葉にコクンと頷いたように見えました。

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