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2006/11/09

ティーチングとコーチング

ピアノを教えて30年。それなりに生徒は育ててきたつもりです。毎年参加しているコンクールでは必ず入賞者を出しているし、音大に進んでプロになった子も10数名。今年の夏は、元弟子で現在音楽関係の仕事(ピアノ講師、中学校の音楽教師、保母など)をしている子等とコンサートも出来たし、今までやってきたことはしっかり実になっている、、ピアノの先生としては案外幸せな人生を送っているかな、、なんて自画自賛していたわけですが・・・。

ここ数年で小さい生徒さんが急に増えました。10年前は、中・高校生と音大出の生徒さんばかりだったのですが、現在は完全に逆転して幼稚園~小学校低学年の生徒さんが多くなり、これまでの指導法を根本から見直さなければいけない、、と、ずっと考えていました。

と同時に「いまどきの子」の学力、理解力の低下、親への依存心の強さなどが気に係り、ピアノのレッスンの中で何かできることはないか?と思い悩むこともありました。 そんなときに「ピアノ講師のためのコーチング・セミナー」のご案内を頂き、何か「これだ!」とひらめくものを感じで、受講することにしました。

私たちが生徒に教えること、、これは「ティーチング」であるわけです。私もそうですが、たぶん多くの「教える」職にある人たちは、自分が学んできたことを、自分の経験値の中で指導するわけです。ピアノの指導となれば、さらに練習の方法から、曲の解釈にいたるまで、自らの経験(見る、聴く、実践するすべて経験として)を通して指導する場合が殆どです。

ここをこうしてごらん、こんなふうにすると良いよ・・・自分が学んできた経験と、さらにこれまで指導してきた生徒さんを通して得た結果の経験で、その生徒さんに最も良いと思われる方法を選びながら、指導していくわけです。つまり「ティーチング」です。

ところで、人間には「優位感覚」というのがあるのだそうです。聴く、見る、触る、言葉で表す・・・自分が情報を得るときに無意識に使っている能力です。

例えば、聴く感覚に優れた人は、聴くことで一番理解することができる。視覚の優れた人は、画像や映像を見ることによって最も理解力を発揮する。その人が持っている潜在的な能力の部分です。

私は「視覚」の人。だからたぶんピアノ(=音楽)も「視覚」的に捉えて理解してきた部分が多いと思われます。実際いくつか心当たりがありますし・・・。

もうここでお判りだと思いますが、「視覚」優位の私の方法は、他の感覚優位のお子さんには、必ずしもフィットしない場合があるのです。それぞれのお子さんの能力を上手に引き出すには、相手をいろんな角度から知る必要があります。そして、そのお子さんの感覚に合った方法、言葉がけで能力を無駄なく伸ばせるとしたら、それは本当に素晴らしいと思います。

ティーチングとコーチング、このふたつを上手に使うことができたら・・・これから更に勉強していきたいと思う分野です。

*ご自分の優位感覚を知りたいかたは、こちらのHPcoach21で無料でテストが受けられます。

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