« 出前コンサート@病院、無事終了 | トップページ | Tちゃんのピアノ »

2007/09/01

病棟コンサート

だいぶ更新の間が空いてしまったのですが、一昨日、6月にお邪魔した病院で2度目のコンサートをさせていただき、いろいろ考えることがありましたので記しておきます。

これまで私がやってきた音楽活動って、ある意味「特定の人たち」が対象だったことを痛感しています。例えば、本業のピアノ教師という立場だったら対象は「生徒」。特養の活動は「認知症を含む高齢者」。守谷市の介護予防を目的としたサロンは「元気な高齢者」・・・・いずれも、対象とする相手が予め見えていて、その上で活動計画やらプログラムを練って準備をしていました。

出前コンサートが通常のコンサートと大きく違うところは、通常のコンサートを聴きにいらしてくださるお客さまは、ご自分の意志で足を運んでくださっているけれど、出前コンサートはこちらが言わば押しかけて行くわけで、お客さまの趣味嗜好に関係なく我々が用意したプログラムを聴いていただくという点だと思うのです。 普通私たちは「聴きたいコンサート」だから足を運ぶわけで、もちろんいろんな状況はあるけれど、それは例えば贔屓のアーティストだったり、出演者が友人知人だったり、興味のあるプログラムだったり・・・だけど病棟コンサートの場合はそのどれでもなく、たまたまそこに居合わせた不特定の人たちと、偶然の時間を分かち合うことになるわけです。

今回聴いてくださった患者さんの年齢層は、前回(6月)とはかなり違っていました。前回は高齢者を想定した選曲で、行ったみたら意外に若い年齢層だったので、今回は若干若い世代を想定した選曲でプログラムを組んでみました。以下が今回のプログラム(演奏順)

-----------------------------
♪ G線上のアリア(バッハ)
♪ メヌエット(モーツァルト)
♪ 日本の歌より
 ~ 夏の思い出/浜辺の歌/椰子の実/琵琶湖周航の歌/少年時代
♪ ポピュラーより
 ~イエスタディ・ワンスモア/魅惑のワルツ
♪ タイスの瞑想曲(マスネ)
♪ チャールダーシュ(モンティ)
****
アンコール:美しきロスマリン(クライスラー)
-----------------------------

聴いてくださったみなさんの中には、患者さんのご家族やお見舞いのかたもいらして、結果としてはそのような年齢層の方にはお楽しみ頂けたようでしたが、一方で最後までお楽しみ頂けなかった年齢層のかたがいらしたのも事実でした。

客席からダイレクトに伝わってくる反応も曲によって様々でしたが、前回とは全く違った反応で、この種のコンサートの難しさを実感しました。今回は、私のプログラミングの甘さを、相方の演奏とパフォーマンスに全面的に助けられた形。

6月にも書いたような理由でピアノは演奏には全然貢献できず、本番中にもの凄いストレスを感じ普段の何十倍も疲労しました。自分の思い通りの音が出せないということが、これほど辛いとは・・・(;_;)

次回(9月)は病棟にピアノが入ることになり、選曲の幅も広くなります(なにしろあのエレピではやれる曲が限られる!)前回&今回2度のコンサートを教訓に、また新たな試みを考えてみるつもりです。

さて、病棟に入るピアノの話は、、また後日。



~夏が過ぎ、風あざみ
~誰のあこがれに さまよう
~8月は夢花火 私の心は夏模様 「少年時代」より



暑かった8月が・・・・終わりました。

|

« 出前コンサート@病院、無事終了 | トップページ | Tちゃんのピアノ »

コメント

馬耳さん、お懐かしゅうございます(^_^)

思いっきりレスが遅くなってしまって、たいへん失礼致しました。
お蔭さまで、私のほうは元気にやっております。

馬耳さんも、いろいろとご活躍のご様子。
近況を教えてくださって、ありがとうございます!!嬉しいです。

たまにしか更新しないブログですが、よかったらまたどうぞ覗いてください。

いつかまたお会いできる日を楽しみにしております。

投稿: KEI | 2007/09/30 13:52

素晴らしいご活躍に感動しました
KEIさんお久しぶり。お元気でご活躍のご様子、何よりです\(^o^)/。
僕はかつて某フォーラムで馬○東風と名乗っていた者です(^^;。
お年寄りと音楽を共にすることにも強い関心があって、その後どうされているかなぁと思い「音楽療法的」で検索してようやくこちらを訪ね当てました。KEIさんらしく素晴らしい活動を次々に展開なさっているようで本当におめでとう御座います。

ところで僕はと言えば、昨年10月からアコーディオンを正式に始めました。月2回の40分授業ですが、先生について音楽を学ぶのは初めての経験です。目が悪くなったため、若い人達と一緒の合奏が辛くなった機会に思い切って自己完結型の楽器への転身を図ることにしました。

自分の楽器はこの4月に手に入れ、重いのが悩み(ハードケースに入れたチェロの2倍を超えます)ですが、先日の独奏発表会では、エルガーの「愛の挨拶」をオケスコアを研究して自分の編曲で弾きました。演奏の方は傷だらけでしたが、皆さんからお褒めの言葉も頂くことが出来ました。これからは独奏曲にも挑戦しながらお年寄りと一緒に歌う歌の伴奏などにも活用していきたいと思っています。
以上、近況のご報告も兼ねて書かせて頂きました。

投稿: たしろ | 2007/09/20 11:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 出前コンサート@病院、無事終了 | トップページ | Tちゃんのピアノ »